2017年04月02日

電動ガンのトリガーのレスポンス その⑤ 電子制御とトリガーストローク

前回の話から
レスポンス=トリガーストローク
  という事がある程度わかってもらえたのではないかと思います。
  ではそのトリガーストロークはどの様に詰めていくのでしょう?

電子制御トリガーストローク

最近「電子制御」というものが流行ってきています。
いわゆるFETという電圧制御素子によって電気的な抵抗を少なくして電気効率を良くする事に加えトリガーのスイッチも電子制御にしようというものです。かつてFETはハイサイクルなどの際に大電流が流れるのをすこしでも「効率化したい」、「スイッチの焼け」無くしたいくしたいというものでした。当初はハイサイクルなどで流行していたように記憶しています。

FETでは「トリガーの接点」はバッテリーからモーターへの電流が流れるのではなく、ただ単にFETのON-OFFスイッチで、電流はFETを経由して流れます。ですので接点にはとても微弱な電流しか流れません。ですので「接点が焼けない」そしてその結果接点の抵抗が減り「効率がよくなる」という事になります。

トリガースイッチ
FETを入れたことにより接点スイッチが焼けなくなりました。そして、このことによりもう一つ、トリガーストロークにおける最大の利点ができました。それはトリガースイッチを小さなスイッチに変えることができるようになったという事です。

例えばこんな小さなタクトスイッチであってもFETのON-OFFだけを行えれば良い訳ですので充分事足ります。
電動ガンのトリガーのレスポンス その⑤ 電子制御とトリガーストローク



このような小さなスイッチを押すだけでも良いのですからトリガーストローク極限まで短くできます。

このことからトリガーのレスポンスに重要な要素である「トリガーストローク」と「FET」は切っても切り離せない関係にあるといえます。




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Posted by なんばんどう  at 19:15 │Comments(0)カスタム

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