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Posted by ミリタリーブログ  at 

2020年08月26日

映画に出てくるナイトビジョンNVG ボーダーライン編

こんばんは南蛮堂です。

前回の映画に出てくるナイトビジョン ブラックホークダウン編
意外と好評でしたので今回は「ボーダーライン」のNVGシーンを解説したいと思います。



ボーダーライン、ミリタリー好きならまあほとんどの方が一度は見たことがあるのでは?と勝手に思っています。

麻薬戦争でのCIAとFBIを絡めたなかなか見ごたえのあるストーリーでしたが後半、NVGとサーマルも出てきます。

ここからですね。大体1時間20分くらいからNV及びサーマル画像になります。

夕焼けの準備のシーンで「サーマルカメラチェック、ナイトビジョンゴーグルイズチェック」というところがカッコいい!!!

装備としてはデルトロがサーマルカメラ、フリアーのブリーチ(多分)をウィルコックスのマウントでスカルクラッシャーで装備、ほかはPVS14をノロトスの官品マウントで装備しています。

デルトロはちゃんとウィルコックスのマウントの横のロックを外して上げ下げしているのがリアルですね。他の隊員はノロトスマウントなのでロックは無いところもリアルです。


また、地味に好きなのがこのあらゆる隊員が左にNVGを装備しているところです。この方、左ですね。

ボーダーラインではだれもレーザーを装備していません。NVGで照準するにはレーザーでの照準が楽なのですがレーザーデバイスは装備していない。
ではどうやって照準するかをよく見ると左はNVGを見て右でサイトを見ています。ドットやホロを使って照準する場合両目照準すると思うのですがその際サイトが割れていても、ドットさえ見えれば照準ができます。
 ドットの対物側のカバーが閉まっていても両目照準ができるドットでは問題なく照準できる、このテクニックで照準していると思われるのです。

うわ、玄人っぽい(笑)


突入前のNV画像も適度にノイズがあり、かつブラックスポットもありとてもリアルにできています。
NV通して撮影したのかな?と思うくらいです。

ただ、突入後のサーマル画像からは加工が混ざります。


サーマルでの足跡は確かに映るのですが…流石に映りすぎです(笑)

裸足で歩かない限りこんなにくっきりとは…

その証拠にこちらのやられた方の足の裏と足跡の明るさの違い、さすがに今の今まで生きていた方の足の裏の方が温かいでしょ?

これはサーマル画像風の演出と思われます。まあ盛り上がりますから。

NVGが出てくるのはおよそ10分程度なんですが物語が佳境に入っている際に非常に効果的、かつリアルな演出で短時間ではありますが嫌が応でも盛り上がります。

出てくる時間は短くても監修もかなりしっかりしていて見ごたえがあります。  

Posted by なんばんどう  at 23:57Comments(0)

2020年08月22日

Wilcox ウィルコックス アンバーフィルター BNVD1431対応

こんばんは、南蛮堂です。

最近すっかりとNVGをおススメする記事しか書いていませんが…
今日もNVG記事です。

結構重要な小物が入荷したのでお知らせします。




これ、ウィルコックスのアンバーフィルターです。
NVGの接眼レンズに着けて光を低減させるとともに画像の色をから黄色っぽく変えるアイテムです。

夜間戦闘の際に目と接眼レンズの隙間から光が漏れることで相手から視認されるのを少しでも低減させようという用途が一般には知られていますが、正直横漏れの防止よりももっと重要な役割がこのアンバーにはあります。

それは「暗順応の維持」です。

一般にWP管の方が人気がありまして確かにWP管の方が性能的にもおススメできる・・・とは思うのですがこのアンバーを使い暗順応が維持できている場合はWP管に勝ると思います。

暗順応というのはいわゆる「夜目」です。瞳孔が開きだんだん目が暗闇に慣れてくる、あれです。
人間の目は個人差はありますが結構優秀暗闇でも結構物が見えたりします。

簡単に言うと夜戦サバゲなどでよく使われるサイリウムマーカー、大きさによってはなかなか見えづらいのですが暗闇にある程度慣れていれば意外と見つかったりします。
しかしNVを装備していることで暗順応が無くなってしまい、毎度毎度確認するのが難しかったりします、しかもNVは緑一色ですから、色が確認できない。

これは結構問題だったりしますがそれがこのアンバーをつけていることで暗順応を維持したままNVを運用できるのです。  

Posted by なんばんどう  at 23:22Comments(0)NVG

2020年08月20日

映画に出てくるナイトビジョンNVG BHD ブラックホークダウン編

こんばんは、南蛮堂です。

最近何かと自分の中で話題のNVGですが皆さんはどうでしょうか?話題になってますか?話題にしてくださいね

今日は映画に出てくるNVGの話をしたいなと思います。
NVGオタクの語りにお付き合いください。



最近いろいろな映画にNVGが出てくることが増えてきたと思うのですがその描写がどれだけリアルなのか?について独断と偏見で語ります。

あくまでも一南蛮堂の意見なのであってなくてもお許しください。
んで違うよっていうところがあったら是非そっと教えてください。

まずは皆さんおなじみブラックホークダウン

一番印象的なのはフートが首を狩りに行くシーンでしょうね、僕もあれで「NVGが欲しい!!!」と思った口です。

で、オトリになったサイズモア特技下士官の装備しているのがヘルメットの下にスカルクラッシャーというヘッドギア一体型のマウントをつけたPVS7でした。
PVS7に固定されたライノマウント上のロックを外す描写などがリアルでしたので実物?か出来のいいレプリカか…?

あそこ本当にかっこよかったです。あの「カコッ」というマウントのロック音とともに視界が緑になる…私のNVGに対する憧れはまさにここから始まったと言って過言ではありません(笑)。


そしてその後のテクニカルを襲撃するシーン、NV画像の描写では六角形のパターンが出まくってました。
あの六角形のパターンをフィクスドパターンノイズといいましてこれは明るいものを見たときに出るノイズパターンです。よくチキンワイヤといわれるものと混同されますがこっちは明るいものから目を外せば消えます。一部に消えずに残るのがチキンワイヤでやばいほうです(笑)

このフィクスドパターンは撮影の際の明るさが原因なんじゃ?って思ってます。撮影現場は夜のシーンでも当然明るいですからね。しかしということはしっかりNVを使って撮影している…?かもですね。



その後もう一つNVが出てきました。リトルバードで斉射するシーン。ここではANVIS6でした。さすがヘリパイ、双眼です。良いですね、歩兵のレンジャーはまだ単眼でヘリパイにはちゃんと双眼が支給されていると。
そういえばフート達デルタは何を使っていたんでしょうね?一応実際はANVIS6の双眼だったようですが。

ただ、残念なことにこのリトルバードの描写はウソが多いです。

エヴァズマンのシグナルをロックしてそれ以外を斉射するシーンですがまずANVISにはそういうVR機能はまだない上に敵兵が白く光っています。

そう、これは熱感知???っぽくなっているんですね。緑の視界に熱感知の画像をオーバーレイする技術…PSQ20みたいになっていますね。ここは盛り上げるための描写でしょう。
個人的には当時めっちゃ盛り上がりました(笑)ただ今見ると残念ですね、その辺の描写が。

ブラックホークダウンでは確かこの2か所だったと思います。

以上のことからブラックホークダウンはそこそこちゃんとNVGを使っていてその描写はまあ半分は正しく描写されていて半分は?といった感じ(偉そう)

ただNV映画入門としてはそのストーリーも含めると南蛮堂のNVG心に火をつけた素晴らしい映画であると言えます(笑)

  

Posted by なんばんどう  at 00:16Comments(0)NVG

2020年08月11日

BNVD1431ナイトビジョン 1年保証について

BNVD1431の1年保証について



保証期間

購入後(お届け日)から1年

内容
通常使用による動作不良及び一部の修理、増幅管の故障を保証いたします。

免責事項

以下は該当しない場合があります。

〇お客様による落下やぶつけた、被弾などによる通常使用以外故意または過失のある破損

〇通常使用による動作不良も送料(国際送料含む)はご負担お願いします。(お届け後1週間以内の動作不良は除く)


1年保証のメーカーとしての考え方

増幅管の寿命はおよそ1万時間といわれています。これは一日24時間使用し続けても1年でおよそ8000時間となります。
寿命については無視できる数字です。
また、突然死のほとんどが早期に起こっていることが多く1年持てば数年持つことから1年で十分というメーカーの考え方とのことです。


購入に際しての購入履歴は当店で管理しておりますので特にお客様においては何か必要なことはありません。

破損、修理の場合は当店までご連絡いただけますようお願いします。

また誠に申し訳ありませんが他店?購入品および転売品のお問い合わせはご遠慮いただけますようお願いします。
  

Posted by なんばんどう  at 18:16Comments(0)NVG

2020年08月03日

ナイトビジョン BNVD1431 P43GP管の実力は?

こんばんは、南蛮堂です。

先週末、BNVD1431のP43GP管コンプリートキットの第一弾が入荷しまして検品、早速本日お客様の元へと旅立ちました。



BNVD1431が何か?という方は過去のブログご参照ください、2.5世代の双眼ナイトビジョンデバイスです。

今日はその中身の話です。

単刀直入に性能やいかに…?

こちらが今回のGP管、ちなみにGPというのはgreen Phosphor
緑蛍光体のことです、いわゆるナイトビジョンの視界はこのGP管の色に由来します。

で、今回の2.5世代はこちら。




今回も例によって第3世代と見間違える…
肉眼で見ると明らかに違いますけどね。

今回比較にした第3世代はこちら



明るさはやはり違います。
ただ今回も例によってハローが小さい…この写真ではわからないですが、フォトニス系の技術で作られているんですかね。

NVGの性能で言えることは代理店経由で購入した場合、価格にはほぼ比例するということです。割安なものはあってもほぼ出した金額以上のものは大体手に入りません。
今回も第三世代にはもちろんかないませんでした…でしたが・・・双眼であること、使用はほぼ微光環境であること…
2.5世代…アリだな・・・と思いました、まる  

Posted by なんばんどう  at 22:29Comments(0)NVG