2021年11月29日
PVS31にそっくり!ナイトビジョンSDG31 2.5世代実働NVG
今回は実働レプリカNVG SDG31の紹介です。
商品はこれです。SDG31 2.5世代WP管ナイトビジョンゴーグルです↓商品ページはこちら

価格は735000円になります。
内容としてはTwitterで書いたものとほぼ同じかそれをちょっと補完するものになります。では商品解説に入ります。
このSDG31は皆さんがおそらく一番馴染みのあるNVGゴーグルである、AN/PVS31Aを忠実に再現したNVGになります。レプリカとしては14、15、21とこの31、あとはANVISと四眼ですかね、でもやはりこの31は写真などでも非常によく目にします。
半面、その実物は規制もあってほとんど目にすることができません。
というわけでこのSDG31、ついでにPVS31Aの解説にもなるかと思いブログとしてまとめたいと思います。

さてこのSDG31、NVGとしての機能もさることながら挙動がPVS31にそっくりなのです。
まずは開脚から。これはヘッドマウントして跳ね上げたときに重量のある管部分を頭に近づけることで重量バランスを良くする意味があります。

最近の新しい双眼ではほとんどこの機能がついていますし当店の1431にも当然この機能はあります。一部の最新NVGは開脚することで片目づつのONOFFができる物もあります。31は実はこの片目ONOFFは機能がありません。31DやDTNVSにはあるんですがね…
次はレンズ。
個人的に今回このSDG31の一番の見どころはレンズの挙動です。
まず対物レンズ


この部分全体が動きます。
非常に掴みやすく動く部分が大きいので夜間な上に死角にもなる場所ですが、調整がしやすいのです。そしてこれは実物のPVS31と同様の動きなのです。
なかなか実物31を見る機会は無いのですがこれはちょっと感動します。スムーズな動きもよく似ています。ちょっと軽いですがその辺は実物でも個体差があります。個人的にはこの対物レンズの動きだけでもこのレプリカを買う価値があると思っています、なんて言ったら良いのだろうか、このガシッとつかめて動かせる感じ。片目の約3分の1が動いてしまうんですからインパクトが大きいんですかね。
次にこちら、接眼レンズです。これはセットに入っている視度調整の接眼レンズです。

実物PVS31は視度を申請してそれに合わせた物が支給される視度調整のないシステムなのですが、それにより接眼レンズの重さを軽減しています。調整機能、レンズとその回転機構、固定機構が省かれ本体の雌ネジとレンズ+雄ネジだけですからそれは軽いでしょう?
そして特筆すべきはこの視度レンズですが、実物PVS31にも対応します。つまりこの部分レンズの質はあれども実物31Aとまったく同じなのです。
このレンズの機構と特性だけでも十分このSDGを買う価値があるんでは?と思います。なにせ実物31Aの3分の1程度の金額ですから…
次はこちら、バッテリーパックです。

駆動は外部バッテリーパックで駆動です。本体の内部バッテリーは駆動はしますが今回入っている中華2.5世代管は外部バッテリ対応です。管によっては内部バッテリーも可だそうです。
バッテリーパックは4本の単三電池を使用、コードでつないでNVG駆動のonoffは本体で行います。外部電源の良いところはコードを抜けば確実に電源が切れることですね。NVGは電源を入れっぱなしにしてしまうと大惨事なのでこれは非常に優秀な機能です。コードを抜いておけば絶対に電源の切り忘れはありませんから。

パックのスイッチはIR点滅シグナルのスイッチです。

電池を入れる事である程度のカウンタウェイトとしての機能とNVGを使った非対称戦での敵味方識別アイテムのIRシグナルライトの機能、本来の電源供給機能の3種を一つで賄える非常に優秀なものです。
ただこの形状は実物と少し違い角ばっています。1431のパックが素材から何からラベルをとればもうわからないレベルで似ている点からすると物足りなさは無いことは無いですが…
最後に重さです、上記のいろいろな機能もあって本体は非常に軽量化を果たしています。重さは実測値で483gとかなりの軽さです。

ちなみにですが悪い点を書かないと提灯インプレになってしまうのでデメリットを軽く。
〇素材の樹脂が1431と比べて一段落ちます。1431やPVS31はファイバー混合の樹脂でかなりの剛性感がありますがそれよりは落ちると思います。
〇レンズ性能が多少落ちる。PVS14のレンズと比して性能があまり高くないと感じます。特に動かすと若干の魚眼のような像の流れになります。14のレンズはかなり良い方ですので、一般的に販売されている実用に足るNVGの中では中くらいでしょうか。これより悪いレンズもどことは言えませんが見ます。
〇ゲインコントロールは無いです。管が対応していないこともありますがPVS31にはできるゲインコントロールはできません。
ただ個人的にはゲインコントロール、必要ある?という。ゲインで落とすくらいなら裸眼でいいんじゃ?っていう個人的意見です。
〇跳ね上げたときのOFF機能がありません。
これは実装してほしかったですね、残念ながら実装してません、かなり旧型になっているPVS14にもある機能なのと結構使う機能なので・・・
今回のSDG31、商品構成としてはこちらになります。

本体、ケーブル、バッテリーパック、視度レンズ、ラバーカップ、これに収納ケースであるSDG31だけなら4台くらい入りそうなでかいプラコンテナが付きます。
以上販促及び説明書を兼ねた2.5世代NVG SDG31の記事でした。
商品はこれです。SDG31 2.5世代WP管ナイトビジョンゴーグルです↓商品ページはこちら

価格は735000円になります。
内容としてはTwitterで書いたものとほぼ同じかそれをちょっと補完するものになります。では商品解説に入ります。
このSDG31は皆さんがおそらく一番馴染みのあるNVGゴーグルである、AN/PVS31Aを忠実に再現したNVGになります。レプリカとしては14、15、21とこの31、あとはANVISと四眼ですかね、でもやはりこの31は写真などでも非常によく目にします。
半面、その実物は規制もあってほとんど目にすることができません。
というわけでこのSDG31、ついでにPVS31Aの解説にもなるかと思いブログとしてまとめたいと思います。

さてこのSDG31、NVGとしての機能もさることながら挙動がPVS31にそっくりなのです。
まずは開脚から。これはヘッドマウントして跳ね上げたときに重量のある管部分を頭に近づけることで重量バランスを良くする意味があります。

最近の新しい双眼ではほとんどこの機能がついていますし当店の1431にも当然この機能はあります。一部の最新NVGは開脚することで片目づつのONOFFができる物もあります。31は実はこの片目ONOFFは機能がありません。31DやDTNVSにはあるんですがね…
次はレンズ。
個人的に今回このSDG31の一番の見どころはレンズの挙動です。
まず対物レンズ


この部分全体が動きます。
非常に掴みやすく動く部分が大きいので夜間な上に死角にもなる場所ですが、調整がしやすいのです。そしてこれは実物のPVS31と同様の動きなのです。
なかなか実物31を見る機会は無いのですがこれはちょっと感動します。スムーズな動きもよく似ています。ちょっと軽いですがその辺は実物でも個体差があります。個人的にはこの対物レンズの動きだけでもこのレプリカを買う価値があると思っています、なんて言ったら良いのだろうか、このガシッとつかめて動かせる感じ。片目の約3分の1が動いてしまうんですからインパクトが大きいんですかね。
次にこちら、接眼レンズです。これはセットに入っている視度調整の接眼レンズです。

実物PVS31は視度を申請してそれに合わせた物が支給される視度調整のないシステムなのですが、それにより接眼レンズの重さを軽減しています。調整機能、レンズとその回転機構、固定機構が省かれ本体の雌ネジとレンズ+雄ネジだけですからそれは軽いでしょう?
そして特筆すべきはこの視度レンズですが、実物PVS31にも対応します。つまりこの部分レンズの質はあれども実物31Aとまったく同じなのです。
このレンズの機構と特性だけでも十分このSDGを買う価値があるんでは?と思います。なにせ実物31Aの3分の1程度の金額ですから…
次はこちら、バッテリーパックです。

駆動は外部バッテリーパックで駆動です。本体の内部バッテリーは駆動はしますが今回入っている中華2.5世代管は外部バッテリ対応です。管によっては内部バッテリーも可だそうです。
バッテリーパックは4本の単三電池を使用、コードでつないでNVG駆動のonoffは本体で行います。外部電源の良いところはコードを抜けば確実に電源が切れることですね。NVGは電源を入れっぱなしにしてしまうと大惨事なのでこれは非常に優秀な機能です。コードを抜いておけば絶対に電源の切り忘れはありませんから。

パックのスイッチはIR点滅シグナルのスイッチです。

電池を入れる事である程度のカウンタウェイトとしての機能とNVGを使った非対称戦での敵味方識別アイテムのIRシグナルライトの機能、本来の電源供給機能の3種を一つで賄える非常に優秀なものです。
ただこの形状は実物と少し違い角ばっています。1431のパックが素材から何からラベルをとればもうわからないレベルで似ている点からすると物足りなさは無いことは無いですが…
最後に重さです、上記のいろいろな機能もあって本体は非常に軽量化を果たしています。重さは実測値で483gとかなりの軽さです。

ちなみにですが悪い点を書かないと提灯インプレになってしまうのでデメリットを軽く。
〇素材の樹脂が1431と比べて一段落ちます。1431やPVS31はファイバー混合の樹脂でかなりの剛性感がありますがそれよりは落ちると思います。
〇レンズ性能が多少落ちる。PVS14のレンズと比して性能があまり高くないと感じます。特に動かすと若干の魚眼のような像の流れになります。14のレンズはかなり良い方ですので、一般的に販売されている実用に足るNVGの中では中くらいでしょうか。これより悪いレンズもどことは言えませんが見ます。
〇ゲインコントロールは無いです。管が対応していないこともありますがPVS31にはできるゲインコントロールはできません。
ただ個人的にはゲインコントロール、必要ある?という。ゲインで落とすくらいなら裸眼でいいんじゃ?っていう個人的意見です。
〇跳ね上げたときのOFF機能がありません。
これは実装してほしかったですね、残念ながら実装してません、かなり旧型になっているPVS14にもある機能なのと結構使う機能なので・・・
今回のSDG31、商品構成としてはこちらになります。

本体、ケーブル、バッテリーパック、視度レンズ、ラバーカップ、これに収納ケースであるSDG31だけなら4台くらい入りそうなでかいプラコンテナが付きます。
以上販促及び説明書を兼ねた2.5世代NVG SDG31の記事でした。
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